滑走面の状態にもよりますが、チューンナップに出していただければ、滑走面を研磨する工程で、毛羽立った表面はある程度削り取ることができますので、滑走性は良くなります。
スキーの滑走面は、滑走中に雪面との摩擦やエッジングの圧力がかかっています。滑走面はポリエチレンで製造されており、ワックスはポリエチレン分子の非結晶部分の微細な隙間に染み込みます。ワックスが適度に塗られていないまま摩擦が加わると、その部分が毛羽立ってしまい、滑走性が損なわれてしまいます。
良く滑るスキーはターンもスムーズに行えますので、いいコンディションを保つために、チューンナップに出した後は定期的にワックスを塗ることをお勧めいたします。